食事制限のみのダイエット生活を送っていませんか?
ダイエットに食事制限は欠かせませんが、適度な運動もダイエットと密接な関係にあります
運動をしながらのダイエットは、体への負担を少なく痩せることができます
ただ、普段運動をしない人にとっては、ダイエットのための運動と言われても、なかなかその気にはなれないでしょう
運動は気が進まない、という人におすすめなのが、ウォーキングです
今回は、ダイエットにおける運動の重要さと、ウォーキングの取り入れ方についてご説明していきます
なぜ運動が重要なのか
消費するカロリーと摂取するカロリーのバランスをとることが、ダイエットの効果に繋がります
食事などでカロリーを摂取しても、運動をして全て消費してしまえば、体脂肪として蓄積されることはありません
ですが、摂取カロリーを全て運動で消費するとなると、かなりの運動量が必要になります
消費カロリーを増やすには、基礎代謝を上げることが効率的な方法です
基礎代謝とは
「基礎代謝」とは、呼吸をしたり心臓を動かしたりといった、生命を維持するために必要なエネルギーのことです
座っているときや寝ているときにも、このエネルギーは消費されています
じっとしていてもカロリーを効率よく消費する体質になるためには、基礎代謝を高めていくことが最善の道だと言えるのです
基礎代謝の高め方
基礎代謝を高めるには、運動で筋肉をつけ、心肺の機能を向上させることが重要です
しかし、せっかく運動をしても、むくみ体質や冷え症、骨格に歪みがあるとダイエットの妨げになります
まずはストレッチや簡単なエクササイズで体質の改善を図り、適度に筋肉をつけましょう
次第に女性らしいメリハリのついた美しいボディラインになり、基礎代謝の向上につながります
以上のように、基礎代謝を上げて効率よくダイエットをするために、運動が重要なのです
運動に苦手意識があり、体を動かしたくないという人もいるでしょう
そのような人は、普段の生活に運動を組み込む方法を工夫しましょう
その方法としておすすめしたいのが、ウォーキングです
ウォーキングは普段の生活に組み込みやすいので、ダイエットをよりスムーズに進めることができます
ウォーキングの効果
ウォーキングは、年齢や性別を問わず軽い気持ちでできる有酸素運動です
設備や用具がなくてもできますので、思い立った時に簡単に始めることができます
大股歩きを意識して足や腰をしっかりと動かすと、下半身痩せへの効果があります
また、歩行によって血流が良くなりますので、冷え対策や体を温める効果もあります
ウォーキングを続けることで下半身を中心に適度に筋肉がつきますので、基礎代謝が高まり、心肺の働きが良くなることから、痩せやすい体質になります
また、日中であれば、日光を浴びながらのウォーキングができます
日光浴は、幸せを感じるホルモンであるセロトニンの分泌を促しますので、精神的なストレスの発散効果も期待できます
以上のように、体重の減少させる以上の魅力があることが、ダイエットにウォーキングをお勧めする理由です
効率的なウォーキング法
ウォーキングでダイエット効果を得るためには、20~30分間は運動を継続することが大切です
20分間以上継続することで、糖の消費から脂肪の燃焼に切り替わると言われています
基礎代謝を高め、適度な筋肉をつけることに効果的です
背筋を伸ばし、歩幅を多めにとり、てきぱきと歩きましょう
また、腕を振ることも効果的です。肩甲骨まわりには脂肪燃焼を促す褐色脂肪細胞が集まっています
腕を振り、肩甲骨に刺激を与えることで、脂肪燃焼効果がアップします
歩く速さは、軽く息が弾み、汗ばむ程度がいいでしょう
毎分110~140メートルの歩行速度が目安になります。可能であれば毎日同じ時間に続けることも、より効果を発揮します
ウォーキングの注意点
ウォーキングは戸外で行うため、気温や天気に注意が必要です
紫外線量は3~8月が特に多くなりますが、1年を通して降り注ぎます
紫外線を浴びすぎると免疫力が低下し、シミやシワの原因となります
日焼け止めを塗ったりUVカットの衣類を着たり、といった紫外線対策は、季節を問わず行いましょう
ウォーキングの前後には水分補給をしましょう。長時間ウォーキングを続ける場合は、合間でのこまめな水分補給も大切です
雨の日など、外でウォーキングができない日もあります
そのような日は運動をお休みするのではなく、踏み台昇降やストレッチといった室内でできる運動をしましょう
毎日運動を継続することが、ダイエット成功への近道です
激しい運動には抵抗がある人も、ウォーキングなら気楽に始めることができそうですよね
動きやすい服装に着替え、スニーカーを履いて、外に出てみませんか?